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なんだかんだで1週間かかりました。パーツ選定&取り寄せで時間を食ったこともありますが、手の空いた時間をムスメがなかなかつくってくれなくて、、ねぇ。。(^^ゞ
今回のトラブルは「マザーボード付属のリテンションキットがCPUクーラーの重みで折れる」という、あたしとしては想定外のトラブルでした。このクーラー取り付け用の爪が折れてしまったリテンションキットを取り外すためには、ケースからマザーボードを取り外すことが必須です。このクーラー(
ArcticCooling Freezer64Pro)の冷却能力と静音性には文句がなかったので、交換用の市販のリテンションキットを買って同じクーラーに付け替えても良かったのですが、、、

結局、こうなりました。
Zalmanの「
CNPS7000B-AlCu LED」と交換です。
作業は29日の夕方ごろ行ったので、ムスメがちょっと機嫌が悪く騒いでいましたが、これ以上メーンPCのない生活には耐えられなかったので、ムスメにはカワイソウでしたが作業を続行。「マザー取り外し→壊れたリテンション取り外し→新クーラー取り付け→マザー装着→動作チェック」という感じで、2時間ほどで終了しました。
今回選んだCPUクーラーのZalman製「CNPS7000B-AlCu LED」は、実は最新のモデルではなく、IntelのSocket478版Pentium4HT(Prescottコア)時代の製品です。もちろんデュアルコアCPUが一般的な時代ではなかった時代のシロモノ。そんな古いモデルにした最大の理由はズバリ「大きさ」です。比較的小型のMicroATXケースを使っており、最新型で一回り大きな「CNPS7500」シリーズや1つ前の型の「CNPS7700」シリーズでは、マザー上に鎮座するATX電源と干渉する恐れがあったのです。
選択の決め手になった理由はもう一つあって、それはCPUクーラーの取り付け方。「CNPS7000B-AlCu LED」の取り付けには付属する専用のキットを使わなくてはならならず、面倒臭がりな自分にとっては選択肢にはいるはずもないのですが、今回はトラブルがあってどうしてもマザーを外して作業をしなければなりません。それに今回のようなトラブルはもう二度とゴメンです。来年の今ごろにまたリテンションが折れると、今度は心まで折れそうだったので、、、、
問題はクーラー自体が古いことで、「DualCoreのOpteron175も十分に冷やせるかは出たとこ勝負」というところ。しかしこれもサポートリストの中にSocket939版Athlon64FX(シングルコア、当時最上位のゲーマー向けCPU)について、無騒音モードでも「すべてのクロックをサポート」とあったこと、発熱面では悪名高きPrescottコアのPentium4でも「低騒音モード」なら大丈夫とのことだったので、まず問題ないだろうと。。
で、現在。電源を投入してチェックをした後、ベンチマークを走らせたりしていますが、事前の想定通り、何も問題はありません。ただしクーラーのヒートシンク自体が小さくなり、かつヒートパイプも使っていないオーソドックスな方式(すり鉢状の形状はかなり独特ですが)のクーラーになって、冷却能力は下がってしまいました。今までは負荷をかけた状態でもCPU温度が40度を超えることは滅多になかったのですが、エンコードなど長時間負荷を掛け続けると50度近くまで上昇してしまいます。アイドル時の温度はさほど変わらないのは、「PowerNow!」のおかげでしょう。ファンの発する騒音については、マザーボードのBIOSに設定のあるファンコントロール機能を使えばフル回転時のほぼ半分の1300~1400回転ほどに落ちるので「ちょっと音が目立つようになったかな?」と思う程度です。
ただ、ファンの風向きが「サイドフロー」から「トップフロー」に変わったため、CPU周辺の電源部のコンデンサやノースブリッジのヒートシンクなどへの冷却効果にはより期待が持てそうです。これも交換した理由の1つでもあります。
それにしても、ですよ、、、

こんな丈夫そうなABS樹脂っぽい強化プラスチック製のリテンションの爪がいきなり、3本とも折れるとは、、
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