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WRC:06年を振り返る。

12月3日にフィニッシュしたラリーGBにおいて、今季のWRCは全16戦が終了し、短いオフに入りました。このBlogでは、10月にあったトルコの開幕前に書いたのが最後でしたから、あらためて今季のランキングをおさらいしてみます。ここらで書いておかないと、来シーズンの開幕戦・モンテカルロは1月19日スタートなんですよ。。書く機会がなくなってしまう。。。

え~、ランキングの詳細はWRCの公式ページなどでご覧ください。

DRIVERS' STANDINGS
1. S. LOEB (F) 112 Pts
2. M. GRÖNHOLM (FIN) 111 Pts
3. M. HIRVONEN (FIN) 65 Pts
4. M. STOHL (A) 54 Pts
5. D. SORDO (E) 49 Pts
6. P. SOLBERG (N) 40 Pts
7. X. PONS (E) 32 Pts
8. H. SOLBERG (N) 25 Pts
9. T. GARDEMEISTER (FIN) 20 Pts
10. C. ATKINSON (AUS) 20 Pts

MANUFACTURERS' STANDINGS
1. BP-Ford WRT 195 Pts
2. Kronos Total Citroën 166 Pts
3. Subaru WRT 106 Pts
4. OMV-Peugeot Norway 88 Pts
5. Stobart VK M-Sport Ford WRT 44 Pts
6. Red Bull Skoda 24 Pts

ドライバーズポイントでは、首位ローブと2位グロンホルムの差はわずか1になったんですか。。。これだけ見ると「接戦」という感じもしますねぇ。。
以下は個人的な感想。

今シーズンは自分が見てきたWRCの中で最もつまらないものでした。今季からマニュファクチャラーがM1、M2とカテゴライズされていずれも3チームずつの6チームで争われたわけですが、実質「世界選手権」タイトルを争うチームは昨年から半減。プジョー、シュコダ、三菱が消え、3チームのみとなってしまいました。しかも残った3ワークスのうちシトロエンはローブのタイトル防衛が最優先課題であることは明白(メーカーとしてのシトロエンは参戦休止、クロノスチームがM1にエントリー)。一方、ドライバーの方も状況は似たり寄ったりで、WRCで優勝経験のあるフランソワ・デュバル、マルコ・マーティンがワークスチームのレギュラーシートを確保できず、タイトルチェイサーが戦う前から3チームのエース3人だけに絞られてしまいました。ワークスのシートを確保した残りのドライバーは確かに速く一流のドライバーですが、ローブ、グロンホルム、ペター・ソルベルグら「超一流」に挑んでも力の差は明らか(チーム体制も要因の1つではありますが)。開幕前でこんな状況だったので、気持ちの盛り上がりにいまひとつ欠けてしまいました。

選手権の行方は、ドライバーズタイトルはローブがなんと終盤4戦をケガで欠場したうえでの3連覇達成。マニュファクチャラーではフォードがローブが欠場の間にポイントを積み重ね、逆転でシトロエンをかわしてタイトルを奪取しました。前者に関してはもう、すごいとしかいいようがないですね。最終的に「1ポイント差」でのタイトル防衛ではあるんですが、欠場するまでに見せつけた強さが尋常ではなかった。一方、マニュファクチャラーの方はシトロエン=クロノスが一時はコリン・マクレーを代役にたてタイトル挑戦の意欲を見せたものの、財政難とシトロエン本社の意向から断念せざるをえず、残されたドライバー、チームの力関係、勢いからしてフォードの逆転は容易に予想できました(当事者のフォードの面々はプレッシャーで大変だったでしょうが)。

それにしても、クサラWRCというマシンは本当にすごい。キットカー時代も含めると約7年もの間、WRCのトップクラスに君臨しているわけですから。今年はサテライトチームからの参戦でかつほぼ開発が止まっていたというのにフォード、スバルのニューマシンと互角以上に戦っています。ローブはもちろんのこと、セカンド、サードのポンス、ソルドが乗ってもそこそこ速いんですから、今年の結果はある意味、当然といえば当然ですね。そういえば、ソルドはシーズン後半に入ってこれまでの勢いがなくなったのが気掛かりです。

フォードは昨年の最終戦で登場した新型フォーカスが予想以上に素晴らしいクルマでした。あのときも速さの片鱗を垣間見せてはいましたが、(ガルデマイスターには申し訳ないけど)超一流のドライバーが操るとさらに輝きが増しますね。クリスチャン・ロリオーの手掛けたフォーカスは(これまでの耐久性のかたまりだったモデルと違い)03、04と一級品のスプリンター。このニューマシンも相当に速いであろうということは想像に難くありませんでしたが、、、「まさかこれほどとは!」という感じでした。当初はニューマシンにありがちな信頼性不足も顔を出していましたが、そのマシンでマニュファクチャラータイトルを獲得、エースのグロンホルムがドライバー選手権で2位というのは賞賛に値します。しかし開幕戦、第2戦と多分に幸運に恵まれた連勝がなければ、今季のタイトルは難しかったでしょう。ヒルボネンの初勝利はWRCにとっても大変に素晴らしいことだったと思いますが、昨年のデュバル同様、「3強」が自滅(ペターはクルマが酷すぎたのが原因ですが)し、かつ今季最速のマシンに乗ってのものであり、「ホンモノ」かどうかの判断はまだ先の話でしょう。(先だってコリン・マクレーが初優勝した93年ニュージーランドのビデオを見ましたが、倒した相手がカンクネン、ディディエ・オリオール、サインツ、ビアシオン、デルクール、バタネンというそうそうたるメンバーでしたからねぇ)

06シーズンを「勝ち負けの見えてしまった戦い」にしてしまった最大の「戦犯」は、だれがどうみても、スバルとタイヤメーカーのピレリ。今季最終戦のGBはドライバー、マニュファクチャラーの両タイトルがすでに決まって「プレッシャーのない云々…」ということも言われていましたが、スバルに限ってはこれほど重圧のかかったイベントはなかったでしょう。ここで勝てなければ14年ぶり、インプレッサのデビュー以後ではグループA時代も含めて初めての「年間未勝利」という屈辱のシーズンになるわけですから(そしてその悪夢は現実のものになってしまいましたが)、、

それにしても今季のスバルのマシンは酷かった。特にターマックでの「遅さ」は「さらに磨きがかかっている」ような感じでしたねぇ。。05年終盤でようやく上昇気流に乗ったかとも思われていましたが、チーム側の信じられないほどまずいオペレーションのミスでそれが全く反映されなかったことに始まり。。主要メンバーの入れ替え、業を煮やした日本サイドからの「改革」、、しかしWRカーのレギュレーションの制約からマシンにはそれほど改善の余地は残っていない以上、その結果が出なかったのは致し方ありませんが、、、何より許せないのがペター・ソルベルグというスーパースターの才能を1年間も無駄に浪費させたということです。ペターの今年みたいな暗い表情はもう見たくありません。

ピレリもピレリで、BFグッドリッチの「BTO」タイヤに結局、まったく歯が立たなかったあげく、「世界的なミシュランというブランドではない、BFグッドリッチでは相手にとって不足」みたいな捨てゼリフを吐いて撤退とは。そのうえ08年のワンメイク化には手を挙げる用意がある、というのはスポーツとしてどうなのかとも思う。。ただ、ピレリはガリのランサー、307WRCなどスバル以外のマシンが履いた場合はそこそこ走っているので、「マシンがあまりに酷くて成果が表に出にくかっただけ」と言えなくもありませんが。

1年間とか長いスパンになればいろいろと興味深いトピックもありました。しかし1つ1つのイベントでは首位争いが接戦になることはほとんどなかったような印象が強いです。「2レグまでに大差がついて、最終日はクルージング」というラリーはまったく面白くありません。そのためにはスバルの復活が大前提になるわけですが、来期は最後の最後まで戦い抜いてマニュファクチャラー、ドライバー両方のタイトルが決してくれることを願ってやみません。。


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  1. 2006/12/23(土) 14:51:27|
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コメント

短い冬休みですね。ラリーは。

おひさしぶりです。ラリーの記事があげてらっしゃらないので
「さびし~」と思っていました(笑)
後半に入るところで、まさかのローブさまのケガがあったり
「もしかして!」なんて、期待もしましたが、なかなか。。
これがなかったら、さらにたいくつな選手権だったかな~。
ペターを気持ちよく、はしらせてくださいませ~。スバル様。
これが、来年、ラリーを面白くする鍵だと思います~。
来年は、どうでしょうね。。フォーカスだらけな感じがしますけど(笑)
  1. 2006/12/23(土) 22:48:17 |
  2. URL |
  3. びおびお #-
  4. [ 編集]

WRCはまたも難しい時期に、、

>びおびお様

お返事ができませんで、、、m(__)m

いや~、だいぶ辛辣なことも書いてしまいましたが、、(^^ゞ
久々の長文だったこともあって、その後の更新が、、燃え尽きていました。

>後半に入るところで、まさかのローブさまのケガがあったり

ええ、確かにこれがなければWRCの終盤の盛り上がり(?)はなかったですよね。
でもコンペティションとしては正しい姿ではないので、ちょっと複雑でもありました。

スバルはねぇ。。昨年まで酷評された307WRCの、カスタマーバージョンよりも遅いこともあったからなぁ。。
ニューマシンは来期の第4戦ということで、ペターが激怒したという話も伝わってきているし、、、
過度の期待はちょっとできませんよね。

>来年は、どうでしょうね。。フォーカスだらけな感じがしますけど(笑)

WRカーで戦闘力があってカスタマーに供給できるとなれば、
03以降のフォーカスが最適でしょうね。来期はクサラの台数も増えるといいなぁ。。
いずれは「ワークス」よりも「チーム」が増えるでしょうし、
個人的にはその方が盛り上がるような気がします。。
  1. 2006/12/29(金) 12:01:53 |
  2. URL |
  3. 潮風@master #-
  4. [ 編集]

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